関西電力は12月19日から翌年3月23日まで平日午前9時~午後9時に昨冬比10%以上の
節電を要請しました。
「節電の冬」が本格的にスタートすると言えますが、この度パナソニック株式会社が
「冬の節電に関する意識調査」を実施したレポートの一部を紹介したいと思います。

まず、「この夏の深刻な電力不足により『節電』を意識するようになりましたか?」
と聞いたところ88%の人が「意識するようになった」と答えており、夏に引き続き
冬の節電意識も高いことがうかがえます。
家電製品別の節電への取り組み状況としては、「照明器具」が最も多く93%。
次いで「エアコン」81%、「テレビ」76%、「冷蔵庫」66%、「温水洗浄便座」62%
と続き、夏の節電時と同様、照明器具とエアコンへの節電意識の高さが目立ちました。
続いて具体的にどのように節電に取り組んでいるのかを各家電別に聞きました。
■「照明器具」で取り組んでいる節電方法としては、
「ムダな照明はこまめに消す」98%、
「照明の明るさを控えめにする」70%、
「リビングなど家族がひと部屋で過ごす時間を長くする」68%、
「電力使用のピーク時間帯に照明の使用を控える」54%、
「LED電球に取り替える」35%、
「節電・省エネタイプに買い換える」32%、
■「エアコン」で取り組んでいる節電方法としては、
「エアコンの設定温度を控えめにし、なるべく使用しない」93%、
「電力使用のピーク時間帯はエアコンの使用をなるべく控える」69%、
「扇風機などを併用し、エアコンの気流を部屋の中で効率的に循環させる」68%、
「エアコンのフィルターをこまめに掃除する」63%、
「使わない時は、コンセントからプラグを抜く」50%、
「節電・省エネタイプに買い換える」23%

そして冬の節電の肝となる「暖房器具」についても調査を実施。
まず、「冬の暖房器具として普段使っているもの」を聞いたところ、
全体で最も多かったのは「エアコン」で63%。
地域別で見ると、都心部では実に80%が「エアコン」を使用していることがわかりました。
一方、気温の低い寒冷地区で最も多かったのは、「石油ファンヒーター」で59%。
次いで「エアコン」が46%となり、寒冷地区でもおよそ半数がエアコンを使用しているようです。
エアコンを暖房器具として使用する理由としては、
「設定温度や風量を調節するなどして、手軽に節電しやすいから」が最も多く37%。
「エアコン暖房で十分暖かいから」35%、
「火を使う暖房器具は、できれば使用したくないから」30%、
「子どもやお年寄りにも安心・安全な暖房器具を使用したいから」28%と続きました。
特に子どもやお年寄りのいる世帯では、安心で安全な暖房器具を求める傾向が高いことから、
火を扱う暖房器具はできるだけ控えたいという意識が高まっているようです。
また「換気や空気の入れ換えを、ほとんどしなくて済むから」という回答も23%。
エアコンは、他の暖房器具に比べて頻繁に換気をしなくて済むことから、
ムダを省いた節電に繋がると考えられているのかもしれません
節電、安心・安全、暖房代の節約などの理由から、
この冬は節電効果の高いエアコンの需要がますます高まると言えそうです。